まるちゃんの成長

最近のまるちゃんの行動が、保育園で問題視されています。

私の就業時間が終わってから、
誰も彼と一緒にいる人がいないので、
野放し状態で、すごく乱暴になるらしいのです。

園では小さい子もいますが、
特に泣いている子の所へ走って行って
その子を突き飛ばしたりするのです。

そして、特定の先生にも、同じように走りよって
突きとばしたり、たたいたり、蹴ったりします。

それがどういう人選なのかはわかりませんが、
いつも同じ子供や先生が被害にあうそうです。

まるちゃんは力加減がわからないので
本気でプッシュされるとかなり痛くて
小さな子供たちはわけがわからず大泣き。

まるちゃんは悪びれずに走り回り、
それを追いかける先生や、
泣いている子をなだめる先生など、
大人たちが大わらわの状態に、何度もおちいるとか。

私の帰宅後なので、私自身は目撃していないのですが、
そんな話を聞くと、とても哀しくなります。


今まで、まるちゃんは自分だけの世界にいることが多かった。

それは、まるで若い僧侶が回りの騒音をものともせず、
透明なシャボン玉の中で、瞑想でもしているような
そんな自分だけの世界、にいたのだと思うのです。

それが、今では自分の周りには、
いろんな人がいて、ひとりひとり違っていて、
笑ったり泣いたり、それぞれの世界がある、ということに気がついた…。

泣いている子、大声で話す子、うわの空の子・・・、
洪水のような周りの環境に
まるちゃんは目や耳を奪われるようになったのです。

それは、赤ちゃんがだんだん成長していく過程と同じで、
外の世界への気づきを、本来なら喜ぶべきだと思うのです。

そして彼は感じたことを、彼なりに表現しているだけなのかもしれません。

もしかしたら、ただの「おちゃめな挨拶」かもしれないのです。

でも、先生方や父兄の方たちは、そうは思いません。

たとえ自閉症であっても、
小さい子供を突き倒したら、大怪我になる可能性もあり、
本当に問題にされているのです。


私がいる時は、いつも彼に影のようにまとわりついているので
(実際に「シャドーイング」と言われます)
まるちゃんは退屈もせず、突飛な行動もしません。

でも、いつも一緒に居る人がいなくなってしまうと、
彼だってどうしていいのかわからないのでしょう。

他の先生が様子を見ていますが、
いつもまるちゃんばかりを追っているわけにはいきません。


自閉症の彼が社会性を学んでいくということは、
普通の子供が成長していくのと同じようには
今は喜んでもらえていないのです。

彼の成長を喜ぶ環境を作ってあげられないのが、
本当に心苦しいです。

こうしてだんだん普通の幼稚園や学校には
特別支援児童の居場所がなくなっていくのでしょうか。

まるちゃんが、ありのままの彼でいられる場所、
そんな場所をみつけてあげられればなぁ、
と、心から思います。









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「Candle in the wind」のブログも、キャンドルのエピソード満載です♪
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by dewdrop3 | 2012-04-12 21:07 | チルドレンズセンター

シドニーでボディ・マインド・スピリットのバランスのとれた、さとう式的ゆるキラ・ライフ♪


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