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私も二人いた?

昨日のかっこちゃんのエピソードを書いて
私も思い出したことがありました。
とても悲しい出来事だったのですが、
もう、話してもいいのだと思います。

長女のリコを生む前に、男の子を授かりました。
26週目に入った頃、突然の痛みに襲われて
病院に搬送されたその夜に、破水して
息子は生まれてしまいました。

お腹の中に居る時には、最後まで動いていたのに、
外の世界に出てきてからは
一度も息をすることはありませんでした。

私は当時の記憶が曖昧なのですが、
とにかく、ショックで泣き続けていました。
心が張り裂けそうで、私はきっと気が触れてしまうだろう
と、思うほど辛かったことだけは覚えています。

その夜、病院のベッドで眠れない時を過ごしていたのですが、
日本でも初孫の誕生を楽しみにしている母のことを思うと
胸がつぶれそうで、また泣けました。

日本の病院だったら、この子は助かっていたのではないか、
と、思ったこともありました。

翌朝、母に電話をすると、
母も電話の向こうで泣いていました。

どうして知っているの?もうダンナが連絡したの・・・
と、思ったのですが、
母は、私がうちの玄関に居たと言うのです。

母が夜中にふと目が覚めて、トイレに行っておこうと廊下に出ると、
玄関のたたきに私が立っていて、
「あらっ、みぽちゃん?どうしたの?
そんな所に立っていないで、とにかく中にあがれば・・・」と
びっくりしながらも、普通に話しかけたそうです。
決して寝ぼけてたわけじゃないと母は言います。

私は玄関のたたきに立ったまま、寂しそうにうつむいていたそうです。
母が私のお腹がぺちゃんこなのに気づいて、
「赤ちゃん、どうしたの、だめだったの?」
と、聞いたら、私はこくんと頷いたそうです。

それで、母はオーストラリアにいる私に何が起こったか、
赤ちゃんを失ったことだけはわかった、ということでした。

これは、母の愛ゆえのことだと思いますが・・・、
オーストラリアの病院のベッドで寝ていた私が、
日本の母に会いに行っていたのです。

もちろん、知らない間にしていたことですが、
私は変性意識状態で、移動していたのでしょうか。

それが「対外離脱」、「トランスポーテーション」、
「バイロケーション」だか「トランスフォーミング」なのか、
難しい分類はわかりません。

でも、とにかく母に会いたくて会いたくてたまらない想いが、
私を日本へ会いに行かせたのだと思います。

だから、昨日の『かっこちゃんが二人いた?』のお話も
私にはちっとも「そんな馬鹿な・・・」っていう話ではないんです。

今でも心はチクチクしますが、
生や死について深く考えるきっかけを作ってくれ、
本当に大きな役割を担って、私のところに来てくれた、
天使の息子のことも話せるようになりました。
リコにも、お兄ちゃんがいたんだよ、と教えてあります。

私にとってスピリチュアルな世界へのきっかけは、
亡くなったこの子でした。
彼の存在の意味をずっと見つけたくて、
私なりに理解できたつもりです。

肉体と魂の融合された私たちは、
これからも、アセンションの流れによって
同時に別の場所にいるという現象が、もっと起きることでしょう。
本当にわくわくしませんか。

リトリーバル(魂の救済)活動の際、
変性意識状態で、時や場所を越えるのも
ある意味そうですものね。

あ~、次に日本へ飛ぶ時は、玄関につっ立ってるだけじゃなく、
ゆ~っくり温泉にでも浸かって、
美味しい日本食でもいただきたいものです(笑)。
by dewdrop3 | 2011-01-22 06:33 | 不思議な話

シドニーでボディ・マインド・スピリットのバランスのとれた、さとう式的ゆるキラ・ライフ♪


by dewdrop3
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