人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ただいまっ♪

ブログのタイトルどおり、日本から昨夜戻りました。
留守中も寄ってくださった方々、どうもありがとうございました♪

本当に長いようで短かかった、楽しくも忙しいホリデーでした。
そして、ここでもまさかの…、とんだハプニングが…。

実は、シドニーから日本へ発つ予定の9月22日、
まさにその日に、私は緊急入院していたのでした。

前日の真夜中に心臓がバクバクし、頭がドクンドクンして目覚め、
血圧を測ってみたら、最近ではみられない高い数値になっていたのです。

ああ~、どうしよう~、とりあえず安静に…落ち着け落ち着け…
と、横になると、うとうと眠ってしまったものの
明け方にも同じような状態で、こんなんじゃ飛行機に乗れない、と思い、
ダンナを起こして救急病院に連れて行ってもらいました。
頭に心臓があるような、ズキンズキンとした頭痛と息苦しさです。

そして動脈瘤があることや、2週間前に頭を打ったことを伝えると、
脳内出血?と、すぐにCTスキャンやレントゲンに廻され、
血液検査はもちろん、点滴の針やら、酸素吸入器や
心臓のモニターも付けられました。
でも、頭痛の方はしだいによくなってきて、血圧も下がってきました。

ただ、CTスキャンでは、毛細血管の破裂などは見逃すことがあるので
ドクターは12時間は、ここで安静にするように、
そして12時間後に脊髄から髄液を採って、血液反応がないか検査する
と言います。

そんな・・・あの太い針を背骨の隙間に刺す検査でしょ?
脳内に出血があれば、12時間後には脊髄に到達し確実に判断できる
というのですが、そんな検査後に、飛行機には乗れないのでは!

しかも、検査自体も100%安全ではなく、神経系に傷をつけたり、
出血や頭痛、さらにもっと悪い死のリスクもゼロではないと説明され、
さあ、検査の同意書にサインを!と言われても、
はい、わかりました、とは、すんなり言えません。

では、MRIをしてください、MRIなら毛細血管も映るでしょう?
と聞くと、そんな高額な検査は一般的には使いません。
最も確実なのは、脊髄の検査です!の一点張り。

私は、CTスキャンで異常無しと出たのなら、それを信じます、
どうしても今夜、日本へ飛びたいのです。
2年も会っていない母をがっかりさせたくないし、娘も連れて行くのです・・・
と、もう半分泣きべそ状態でした。

でも、香港経由の長いフライトでしょ。
途中で、もしものことがあったらどうするんです?
たとえ幸運にも命を落とさずとも、寝たきりということもありえますよ。
それなら徹底的な検査をしてから、日を改めて行く方がいいでしょう。

ドクターも食い下がっておっしゃいます、確かにごもっともです。
私が医者なら、やはり患者にそう言っていたでしょう。

でも、飛行機はこれから数日間は、もう満席なのです。
日本でどうしても出席したいイベント(かっこちゃんの)もあるのです。
お願いです。自己責任で飛びますから、退院させてください。
と、かなりわがままな病人になっていた私。
もう、自分の直感と強運を信じるしか、手立てはありませんでした。

そして、『何が起きても病院や医師を訴えない』という旨の書類にサインし、
最初の頭痛から12時間経過した後に、自主退院してきたのでした。

自宅に戻ると午後4時、フライトは夜の9時半です。
家でもできるだけ安静に横になって、頭を冷やしたりしていました。
荷作りの半分は済んでいたので、ギリギリまで休むつもりでした。

その日、学校に行ったリコが帰宅し、「本当に今夜飛んで大丈夫なの?」
と不安そう…。 うん、でもいつも心配かけてごめんね・・・。
リコは私の病状の書かれた書類を持って、
道中で何かあった場合には、CAや係員に渡す役目です。

日本へ行くたびに、私の角膜の手術だったり、入院や検査だったり
いろいろお供をさせられて、本当にかわいそうな娘です。

そして結局、いろいろありましたが、無事香港に到着し、乗り換えて
めでたく日本の土を踏めました。 あ~、これでもうひと安心!

でも、到着前から、こんなハプニングが起こるなんて、
いったい、このホリデー、どうなることやら・・・。
by dewdrop3 | 2010-10-12 19:52 | 日々雑感

シドニーでボディ・マインド・スピリットのバランスのとれた、さとう式的ゆるキラ・ライフ♪


by dewdrop3
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31