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オーストラリア初の女性総理誕生の日


今日は朝からメディアがこの話でもちきりでした。

確かに前首相のケビン・ラッドの支持率は、
選挙で圧勝を収めた2007年当時の70%から、
半分の35%になりました。

でも、副総理であったジュリア・ギラードが労働党の党首選挙で、
こんなにすんなり勝ってしまうとは・・・。

確かにジュリア・ギラードは、政治家として、とても頭の切れる人だし、
どんな議論をさせても冷静に対処できるすごい人だと思います。
そして、オーストラリアに初の女性総理が誕生するなら、
彼女以外には考えられない、と思っていました。

ただ、11年も続いた保守党政権をくつがえし、労働党に大勝利を導いたケビン・ラッドが、こんな形で党首の立場を追われるとは、驚きです。

退任のスピーチで声をつまらせ、涙を流している姿は、
とても痛々しく、彼にだってもう少しチャンスを与えてあげてもよかったのに・・・と思ってしまいました。

彼ほどのキャリアなら、大企業からも相談役などのポジションで、
悠々自適にこれからの人生を送ることができるのに、
「自分は25年も労働党員として、国を良くする事に努めてきた、
これからの25年も、やはり労働党員として、同じことをする」と、
はっきり退任のスピーチで言い切ったケビン・ラッド。

声を詰まらせ、涙ぐみながらも、しっかり退任のスピーチをした彼を
なんだか、サムライみたいだな、と思って、私までもらい泣き・・・。

私は、どちらかといえば、ノンポリだし、この国では選挙権もないけれど、
誰が何と言おうと、ケビン・ラッドが、オーストラリアの歴史の汚点である『ストールン・ジェネレーション(盗まれた世代)と呼ばれるアボリジナルの白人化政策』について、アボリジナルの人たちに初めて謝罪したことは、やはりものすごいことだと思うのです。

彼もそれを誇りに思っている、と言っていました。

総理職を追われたら、政治家を引退する人がほとんどなのに、
それをしないで、まだ国と国民のために働くと宣言したことで、
彼の株が、また上がったのではないでしょうか。

こんな素敵なことを総理であった時に、なぜ国民にもっとアピールできなかったのが悔やまれます。
また、ユーモアと優しい笑みで、野党との議論もメディアにも対応してきたジュリア・ギラードが、総理となって初の記者会見では、はじめて見せるとても険しい顔をしていました。

どうやら、総理大臣という立場は、ひとり歩きをしてしまうようですね。
ひとりの政治家であった時とは違い、総理の職務という怪物の着ぐるみを着せられ、周りとの足並みを揃えられなくなってしまった感じのラッド前首相しかり・・・。

一国の長となるには、首相というタイトルの怪物と、
個人としての理念を、いかにうまくコントロールできるか、がキーなのかもしれませんね。

そして、ジュリア・ギラード新総理が、この怪物をいかに扱っていくか、
お手並み拝見といきましょう。
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by dewdrop3 | 2010-06-24 21:08 | 日々雑感 | Comments(3)
Commented by simplicity_circle at 2010-06-25 10:05
ケビンラッドの退任のニュース、昨日の夜のニュースで知りました。。。
遅すぎる私。ショックを受けています。私も選挙権もないし、政党にも興味はないんですけど、個人的にラッド首相を心情的に応援していましたから。その人間性を。あの歴史的な「sorry」にこの人を信用したいと思っていました。

首相というタイトルの怪物。みぽさん、たとえがすごい。的を得ている!
あ〜いろんな思いが渦巻きます。自分のブログの方にまとめてみようかな。
Commented by dewdrop3 at 2010-06-27 20:47
本当に、政治ってものすごいパワーゲームだから、なかなかこの人は!って思う人が政治家として成功するとは限らないけど、私も歴史的な「Sorry」を言ったことで、かなりケビン・ラッドに好印象を持ったから、ちょっと今回の革命は、ショックでした。
ジュリア・ギラードも、切れる女性で嫌いじゃないのだけどね。
ただ、退任のスピーチは彼のスピーチの中で、「Sorry」の次に感動したかも・・・。
Commented by at 2010-07-03 22:15 x
私もケビン好きだったの~ 日本人受けするのかしら・・・
初めて「国民のためにがんばる人」って言う印象を受けたのでした
ジュリちゃんは、本当はやりたくなかったのでは?おやじ達の陰謀だったのかも・・・ 政治について詳しくない私は、無知を暴露するのが恥ずかしくて、他の人と話す自信がなく、一人で悶々と空想に走るのでした
それにしても、あのマスコミのハイエナのような食い付きには閉口した :-( 
ところで、精神世界に通じた人は政界で続けられるのでしょうか?
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