ただいまっ♪


シドニーでボディ・マインド・スピリットのバランスのとれたライフスタイルを
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映画 「My Sister's Keeper」


これも連休中に観たDVDのひとつです。

白血病の長女のドナーとなるために、遺伝子操作をされて生まれた次女。
長女は日に日に病状が悪化し、ついに腎臓移植が必要となりますが、
次女がその臓器移植を断る権利を求めて、両親を相手取って裁判を起こす・・・。

いかにもドラマチックな内容だし、キャメロン・ディアスが母親役なので、
「お涙ちょうだいのハリウッドもの」と、特にものすごい期待はしていなかったのだけど・・・
裏切られました~~。

それぞれが、それぞれの立場で、いろんな見方ができる
一粒で何度も美味しい作品でした。

最後の真実が明かされる場面は、楽しみを奪わないために伏せておくとして、
私の一番ツボにはまったのは、14歳の白血病の長女。
病気と闘い、怯え、反抗し、いろんな心模様を経て、
同じ病気の青年と恋に落ちます。
デートをしたり、化学療法を受けながら、お互いのケアをしあったり、
それを近くであたたかく見守る家族の姿も、素敵でした。

親なら、不治の病の子供に、少しでも普通の生活をさせてあげたい、
恋だってしてほしい、人生にときめいてほしい、と思うでしょう。
そして、白血病の若い恋人たちは、とてもほほ笑ましく、
また、限りなく切ないのでした。
私が、この映画の中で、とっても好きなチャプターです。

そして、私が最も共感できない登場人物が母親(キャメロン・ディアス)です。
彼女は長女のために、弁護士というキャリアも捨て、
遺伝子操作でドナー提供者とするために次女を産み、何としてでも助けようとします。
それは、すざましいほどの愛情というか、『執念』です。
次女の気持ちはおろか、長女が何を望んでいるかさえ見失うほどの・・・。

決して母親の気持ちが、理解できないわけではないのですが、
幼い頃から次女に血液や脊髄を、姉に提供させて、
どこまでも長女を生かし続けようというのは、
もはや彼女自身の意地、戦いになってしまった感じがします。

母のアテンションが病気の長女に向かってばかりいるので、
息子は夜の街を出歩き、不良となったり・・・、家族の問題はひとつだけではありません。

でも、家族を愛しあたたかく見守る父親がいたから、
家族がバラバラにならずに、しっかり繋がっていられたのだろうな、
と思いました。

ものすごく重いテーマを扱っているのだけれど、
それぞれの役柄の、誰にでも感じ入るところがあり、
誰もが人間くさい愛すべき人物なので、
さわやかな、あたたかさを感じました。
これは、お勧めの一本です。
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by dewdrop3 | 2010-04-27 20:13 | アートな話 | Comments(2)
Commented by きょうこ at 2010-04-28 12:27 x
ああ、これね~~ もうずっと泣いてました。 こんな悲しい映画、もう二度と見たくない!(いつも悲しい映画を見ると、そう思う)と、DVD友達にあげた。
子供達がステキに描かれてたね。大人は弱いな~
このお母さんは、自分の悲しみや怒りや苦しみに飲み込まれてしまって、子供達の本当の気持ちも見えなくなって。 それに自分がこんな子に生んでしまったという罪悪感も有ったかも。 愛する人が癌になったりしたら、どうにかして助けたいと思うけど、本人の気持ちは一番尊重しないとね。
私達は皆、同じ所から来た魂で、自分の人生を選んで生まれてくることや、死んでもまた会えるということを信じていれば、もっと楽になって幸せな時間を共有できるんだけどねえ・・・・
Commented by dewdrop3 at 2010-04-28 15:36
そうだね、遅かれ早かれ、私たちは皆死ぬものね。
「治る!と念じれば、絶対に治るよ!」って言っていた親戚の人の言葉も、家族には残酷だったろうね。
治るためには、強く念じる必要があると思うけど、その逆はいつも正しいわけじゃないから・・・。
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