ただいまっ♪


シドニーでボディ・マインド・スピリットのバランスのとれたライフスタイルを
by dewdrop3
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フォーカス27にたどり着く前の世界


私のリトリーバルの師匠が、お勧めという映画、
「ラブリー・ボーンズ」を連休中に観ました。
とっても不思議な映画でした。

ここからネタバレありですから、結末を知りたくない人はスルーしてください。

14歳の主人公スージーが、連続殺人犯に殺されてしまうのですが、
いわゆるF27(死を受け入れ、浄化された魂が行くエリア)に至る前の、
まだ現世に執着のあるゾーンに魂が留まっている間、
そこがどのような状況なのか、を
亡くなったスージーの視点で描いているのです。

さすが「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンの世界というか
本当にファンタジーのような素敵な世界でした。
昼と夜が一緒にあり、海と森が並び、夏であり冬でもある・・・
とても幻想的な絵を見ているようでした。

映画のストーリーとしては、娘が遺留品と血痕だけを残して
(多分)殺されているだろうと思いながら、
警察に頼らず、自分で犯人を見つけることに躍起になる父や
スージーのいない彼女の部屋に入ることもできず、遠くのファームに逃避する母、
家族がバラバラになりそうなことを、
スージーはあちらから心を痛めて眺めています。

そして、彼女は犯人の死を望んだけれど、
父親が犯人の復讐に向かい大怪我をすることで、
父をこの呪縛から解放してあげなくては・・・と思います。

家族がまたひとつになること、
そして、彼女の初恋の彼にもう一度会いたいと願うこと・・・
そんな少女らしい想いを抱きながら、あの世から現世を見ている映像が
かなりリアルな感じがします。

彼女が想いを込めて、父親にコンタクトをしようとするシーンは
二人の強いつながりを感じ、ちょっとうるうる。
そして、自分の死を認めて、他の被害者たちと天国へ向かうシーンは
とてもきれいで、『光の世界~』という感じでした。

現世と天国(光の世界)のどちらでもない、中間のエリア・・・
そこに囚われているスージーの様子が、
フォーカス25なのか26なのかはわかりません。
でも、そういう世界を映画で観たことが
とても新鮮でした。

本当に抒情詩のような映画だったので、
サスペンスと思って観ると、拍子抜けすることでしょう。

きっと好き嫌いがはっきりと分かれる映画だと思いますが、
私的には、主人公の少女の透明感のある雰囲気といい、
フォーカス27以前の映像といい、とても魅かれたので
原作も読んでみたくなりました。
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by dewdrop3 | 2010-04-26 19:02 | アートな話 | Comments(2)
Commented by きょうこ at 2010-04-28 11:56 x
この映画、私も見たよ。スジーが穴に入っていく場面、「あ~、アカン、アカン!何でー!?」 つい自分の娘の事を思い、この場面を見せて「知ってる人でも信用したらアカンで!」と、再忠告しなきゃ、と思ったり、妹のキスシーンを見るシーンとか、最後に向こうに行く前に彼とキスをするところとか、14歳の女の子の気持ちが可愛かったり。
でも一番いいなと思ったのは、他の殺された女の子達が皆出てきて笑っているところ。これを実際に子供を亡くした親御さんとかが見たら、少しでも救われるんじゃないかって。
なんか、すごい内容バラしちゃって、ごめんなさ~い
Commented by dewdrop3 at 2010-04-28 15:50
おどろおどろしい場面とかないのが救いだったね。
私もリコに観せたよ。
子供をこんなふうに亡くされた親御さんの気持ちは、想像するにあまりあるというか、遺体が見つからないとちゃんと弔ってあげられず、前に進めないのが一番辛いだろうと思います。
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